お二人目です。
装うことは生き様である。
と堂々と言うのにはまだ勇気がいります。
今まで衣服にかけた金額を言えば大多数の方は眉をひそめられるでしょう。
装うことが大好きな女性は多いですが、でも私の中にある情熱の熱さと濃さ、
マニアックさ理解してくれる方はもしかしたら少数かも・・・と感じていたのですが、
分かってくれる方がいる!!というのがこの会での一番の感動でした。
何故これを買うのか、欲するのか、これを着て自分はどう生きたいのか?
とこんなに真剣に悩む自分は変じゃないか?
欠乏感を埋め合わせる為に、一時の満足の為に浪費しているだけでは?
何を着てもしっくりきていない様な気がする。etc・・・
常々感じていたことですが、誰かに話してレスポンスを貰うといった事は初めてで、
悩みを一旦「言葉にして表す」と、何をどう悩んでいたかが
ある程度分類化出来て、客観視し易くなりました。
喋りながら、「えー自分ってこんな事考えていたんだなー」と吃驚する事も。
勿論他の参加者様のお話も「え~それすんごい分かりますー。」と心の中で涙するほど共感することもあれば、
「そういう見方もあるのだな。」「自分だったらどうするかな?」といったお話も
沢山あり、それも更に思考する幅が広がった気がします。
どれを素敵と感じるのか?その素敵な装いをする為には何が必要?といった話や
大盛りあがりする瞬間もあって、読書会のテーマに沿った濃い充実した二時間でした。
でもただおしゃべりして終わるだけではないのが読書会です!
きちんと目標を立てて実行していきます。
私の課題は、
①バラバラだと感じているクローゼットのテイストを統一する。
②美味しそうな女になる
です。
課題①に関して。
他人から観ればあなたらしいといわれるクローゼットだと思いますが、
自分では統一感がなくて嫌だと思っていて、一から作り直したいとしばしば思います。
ここで私のテイストを無理矢理ですが、分類してみました。
①ゴージャス・ラグジュアリー系
②お嬢様・スクール系
③雑誌ファッジ系
④アイドル・ピンナップ系
⑤レース・19世紀ヨーロッパ系(そのままで着れませんが雰囲気として)
これらは明確な区別というわけではなく、もちろん混ざっていますが、
おおよそこのような感じです。
それぞれなりたい自分が存在していて、たぶん、キャラクターがあります。
読書会ではそのキャラが「戦う」と表現しましたが、
お互いがお互いにケチをつけてくるというか、呆れるといった感じでしょうか。
⑤の服を買うと①が「ふーーん、それ買うの。その金額ならこれが買えたんじゃないの」とか、
④の服を着て出かけると②のキャラが「それ似合っていると思ってるの?」と
問いかけてくる。
そうすると、何を着たらいいのか分からなくなってくる。
何を着ても違うのではないか、もっと「本当の自分」が着る服があるのではないか、と思ってしまう。
恐らくこの「本当の自分」というのがキーであり、ネックであると思います。
「本当の自分」は①から⑤が好きな自分なんです。どれも好きなんです。
だけど、それぞれに、
こうなりたい、他人にこう観られたい、素敵でしょ、といった押しつけと
他人より劣りたくない、誰よりも認められたいという願望が
どうしてもまとわりついてしまう。
こうなりたいキャラと己の乖離。
見栄とエゴに疲弊しているのかな、というのが自己分析です。
さて、これをどうまとめていくかは今後の大きな課題ですが、
まずは
「他人を気にしない」ということ。
他人って誰?
あの、道を歩いている人?
そんなに人の服を気にしていないよね?
じやあ、誰がケチつけるの?
それは自分でしょ!
だから、
自分で自分にケチをつけるのをやめる!
その歳でそれ着るの?そんなに浪費していいの?似合っていると思ってるの?
自分で自分を傷つける言葉を言ってるのに、それが他人からの言葉だと
考えているフシがあります。
まずそれをやめる。
自己否定から自己肯定にシフトしていくことが目標になります。
だから自己否定から購入した服を手放すことにします。
続きます