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「愛しい私のクローゼット」 光野桃 連続読書会第一回終了しました


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昨日、第一回読書会が終了しました。

いつもグラティア企画に参加してくださるピンクがお似合いの可愛い方、
関東からわざわざお越しいただいたとってもチャーミングな方、
興奮していたので、集合写真取り忘れました!すいません・・・・。

マダム・ペチコートも一緒に、2時間ぶっとおしで行いましたが、
終わってみれば「あっ」という間。

私、マダム・リリーが一応、司会と言うことで、
まずは指定図書『あなたは欠けた月ではない』の読後感を
全員で簡単に述べあってから、自然に話が深まっていきました。

ある人は、この本の中にでてくる女性をお手本にしたいといえば、
別の方は、この本の中に出てくる女性が、自分とはかけ離れていて、
重ねて自分のことを考えられない、と言ったり。

同じ本を読んでいても感じ方が違う!!
そして「違う」ということを自然に話せる、素敵な関係。


主に話したのは、やっぱりこのテーマ。

指定図書、冒頭のエッセイ「可愛い」とはどういうことか。
これについて既に私はある程度考えてプログにアップしていますが、
このテーマから派生して話しあったのは、

「自分はいったい何者になりたいのか」という深い哲学的なテーマ。

自分の中の欠如を埋めて完全な自分になるために物を買うのか、
それともある意味分裂した自分のキャラクターを整えて
主人格を探るために物を買うのか・・・・・・?


待ってました!!!


これですよ、Atelier gratiaらしいテーマ!




他に、この本を元にして話し合ったのは、
「あんなに綺麗な人でも止まってしまう」とはどういう事態だったのか?
「自分のおしゃれのピークはどこ?」
「自分を幹と花と考える」等々。


時々は本の内容から脱線もしながら、
楽しく時間は過ぎていきました。


そして、この本の中に出てくるシャネルの言葉、
「女たちがダメなのは習って覚えてしまっているから」という
フレーズにも皆で同感し、
「内面から突き上げてくるもので自分の美を形作る」という課題を
再確認したのでした。

そこで最後に、各自で「装いに関するチャレンジ課題」を
具体的に設定することにしました。


たとえば、ある方の場合は、
「自分はおしゃれであってはいけないという思い込みで自分を縛っていたけれど、
それから解き放たれて、おしゃれをしてみたい」という主題のもと、
手持ちの物で「おしゃれ」なコーディネイトを真剣に考えてみる、
これまでも自分の「好き」を優先して服を買ってきたけれども、
これからももっともっと「自分の好き」に忠実になる、
というチャレンジ課題を遂行することにされました。


それからまた別の方は、
主観的に、ばらばらかなと思っている自分の「好き」なもののテイストを
どうやって一つにまとめていくか、という主題を立て、
その主題のもと、
「美味しそうな女になる!」をチャレンジ課題として遂行することにされました。


光野さんの本には、色の描写が多くあって、
それにはイマジネーションが掻き立てられるのですが、
たとえば、服とジュエリーを美しく色を揃える、という着方、
この方は、そういう着方をしてみたい、と言われたのです。

そして、
「美味しそうな物は色も綺麗でしょ(光野さんも別の本で書いておられたし )、
だから私も綺麗な色の服を着て、
見た目が美味しそうな女になる、これかな」

といわれた瞬間に私たちは 
「美味しそうな女!!きゃーーーーっ♪」
と最高に盛り上がる、盛り上がる!!


マダム・ペチコートもこの方に大いに触発されて
おなじチャレンジ課題を遂行することに。

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ちなみに私の場合は、この方と同じ主題なのですが、
(主観的にはばらばらなテイストを一つにまとめたい)
チャレンジ課題は、「伝説のマダム」になる、を設定しました。

今回の光野さんの本の中で私が一番好きだった箇所。
「伝説のマダム」が「高貴なワンピースを日常に着こなす」というフレーズ、
私ならどんな風に、どんなワンピースを着ようか・・・・・・。

そしてこの伝説のマダムは、
正装を感じさせる装いゆえに威厳もあるのですが、
控えめで謙虚な物腰。


うう・・・・
ハードルが高いのですが、
頑張ります!


チャレンジ課題は次回三月末の第2回目の開催日までとし、
その間、三月初旬に中間報告する、ということになりました。


もちろん、中間報告はここでさせていただきますね!!




雨の中、福島までお越しいただいた参加者の皆様、
本当にありがとうございました。
楽しく幸せな時間を一緒に過ごすことが出来ました。
今回の読書会が皆様の心に何か光を灯すことが出来れば大変光栄です。


ぜひ次回もお時間ございましたらご参加下さいね、お待ちしています。

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第二回読書会は三月末の予定です。




by atelier-gratia | 2017-02-06 09:12 | Atelier Gratia
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